接続詞のthat

中学2年生の英語では接続詞thatを習います。
苦戦する子も多いので今日はこの解説をしたいと思います。

thatの意味は、ここから「カギカッコが始まります」

次の英文を考えてみましょう。

I think that he is a good tennis player.

日本語訳は、

私は、彼は良いテニスプレーヤーだと思います。

です。

よく英語の解説書では、

He is a good tennis player.(彼は良いテニスプレーヤーです。)
I know that.(私はそれを知っています。)
この二つの文を一文にまとめたものが
I know that he is a good tennis player.
になります。

なんて書かれていますが…正直分かりづらい…

私の授業ではカギカッコをつけるよう指導しています。英語の苦手な生徒さんにはこちらの方がしっくりくるようです。

英語→日本語の時はthatの後がカギかっこ

英文を日本語に訳す時は次のように考えましょう。

I think that「he is a good tennis player.」

・訳し方
私は思います。(何を思うかというと)「彼は良いテニスプレーヤーだ」と。

とても簡単に訳せますね。英語の訳し方の基本は前から後ろに訳し、前後行ったり来たりしないことです。

thatの、これから「」が始まりますよ〜というサインととらえると分かりやすいかと思います。

日本語→英語の時はthatの後にカギかっこ

では日本語を英文にするときはどうでしょうか?

例文
私は、彼は良いテニスプレーヤーだと思います。

日→英のときは、先に日本語の文にカギかっこをつけてみましょう。

私は「彼は良いテニスプレーヤーだ」と思います。

そしてこの文全体の主語(〜は)動詞(〜する)を考えます。

私は「彼は良いテニスプレーヤーだ」と思います。

これを参考に

I think that(ここから「」ですよ〜サイン)he is a good tennis player.

と書き表せます。that以降は、彼は良いテニスプレーヤーです。というbe動詞(です)を使った文なので、この並び順になります。

省略されているときは要注意

このthatは省略することが可能です。
その時は判別が難しいですが、普段から英文を見るときにまず動詞を見つける習慣を身につけておくと区別しやすいと思います。

一つの文に動詞が2個出てきている時、中学の文法では接続詞か関係代名詞しかありません。

中学で習う接続詞で省略できるのはthatだけなので、thatが隠れている可能性を疑うことができます。

以上新潟市の個人家庭教師sacaueでした。

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