夕方の睡眠の勉強への悪影響

今日は夕方の睡眠と勉強への影響についてお話ししたいと思います。

学生時代はとにかく眠い!ほとんどの方がこの気持ちに共感されるのではないでしょうか?

成長期にしっかりとした睡眠をとることは大切ですが、もしかすると生徒さんの中には、学校帰宅後2〜3時間ほど寝て、そのまま深夜まで起きているという事はないでしょうか?眠いんだから仕方ない、そっちのほうが起きてさえた状態で夜勉強できる、と割り切っているケースがほとんどだと思いますが、本当に効率の良い方法なのでしょうか?

実は夕方の睡眠、勉強に悪影響です

結論から言うと、夕寝後に勉強の生活パターンは絶対にやめたほうが良いです。それがどうしてかは、この循環の仕組みを考えるとよく分かります。夕方寝ると確かに一時的にスッキリした感じになります。そしてその後の勉強もその時だけを考えると、はかどるように思えるかもしれません。しかしその後の夜の睡眠はどうでしょうか?様々な専門家の意見からも分かるように、夕方数時間寝た後の夜の睡眠は確実に質が下がります。夕方2時間、夜中6時間寝たら8時間分寝たとはならないのです。その状態で翌日を迎えるとどうなるでしょうか?頭がスッキリさえているとは言えない状態で学校生活を送ります。授業がなかなか頭に入ってきません。課外活動なんかがあればなおのこと、帰宅後は疲労の限界です。そうするとまた夕寝せずにはいられません。これを繰り返す事で、「夕方は眠いんだから寝ても仕方ない」という悪循環プラス思い込みのサイクルが定着してしまう訳です。学校の授業は勉強の最も貴重な時間です(勉強以外することがない環境に長時間いられるという意味でも、教えてくれる人がいるという意味でも)。ですからこの習慣は勉強という面では残念ながら最悪の習慣と言えるでしょう。

じゃあどんな睡眠を取れば…

良い睡眠については専門家のご意見をご参考に…。ここで挙げたような習慣に陥っている生徒さんに私がとっている対策は、「一週間家庭学習をしなくていいから、絶対に夕寝をしない習慣を身に付ける」というのをその週の宿題にしています。夜だけしっかり寝て一日スッキリした脳で学校に行く習慣を身に付ける事は、一週間の家庭学習を犠牲にしてまででも手に入れる価値があるものです。経験上になりますが、一週間続けることができれば大体この習慣の良さを実感してもらえます。もし今夕寝の悪循環に陥っているのであれば、この記事が参考になれば幸いです。

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