新潟県新潟市の家庭教師sacaueです。
今日は、一瞬見ただけで目をそらしたくなるという子も多い、英語の長文読解のコツを教えます。
英語の長文は次の3つを確実に抑えて下さい。1つだけでは長文読解は上がりません。必ず全てを試して問題を繰り返してみて下さい。
ポイント1「英語の基本は主語+動詞」
これは学校でもよく聞いたことがあるでしょう。
主語とは、文の中の「〜は、〜が」
動詞とは、日本語では大抵文の最後にある「〜です。」「〜します。」のことです。
英語は基本的に文が主語+動詞から始まります。特に大切なのは動詞です。動詞が見つかれば、主語がどこからどこまでか簡単に判断できます。
慣れないうちは動詞を丸で囲むなど工夫しましょう。
ポイント2「スラッシュリーディング」
長い一文でも、かたまりごとにすらすら読むために、区切りのスラッシュ(記号は/)をつけましょう。
スラッシュで区切るのは次の部分です。
①前置詞の前
前置詞とはon、at、in、of、with、before、after、for、aboutなどです。
②接続詞の前
接続詞とは文と文をつなぐand、so、because、when(〜の時)、if、that(接続詞thatは省略されることが多い)などです。
③to不定詞の前
to+動詞の原形です。
意味は〜すること、〜するために(の)、〜すべきです。
④関係代名詞の前
関係代名詞は3年生後半で習います。(説明は省略)
以上の箇所をスラッシュで区切ると大分文がすっきりします。
ポイント3・・・英文は前から後ろに読む
例えば次の文を訳してみましょう。
I practiced baseball at school last Saturday.
やさしい文ですね。意味は「私は先週土曜日に学校で野球を練習しました。」です。
簡単な文なのですぐ変換できたかもしれませんが、これが長めの文になるとそうもいきません。それで練習のために前後行ったり来たりせず、前から後ろに訳してみましょう。このようになります。
「私は 練習した 野球を 学校で 先週土曜日に」
となります。日本語の意味を答えなさい、という問題にこの回答では不正解になりますが、自分で意味を理解するにはこれで十分です。
英語の基本は主語+動詞でしたね。そのあとは自分に問いかけるような形で訳していくと訳しやすいです。
「私は 練習した (何を?)野球を (どこで?)学校で (いつ?)先週土曜日に」
という感じにです。また、日本語に訳さなくても意味が分かるところはあえて日本語に訳す必要はありません。
「私は 練習した (何を?)ベースボールを (どこで?)スクールで (いつ?)前のサタデーに」
というようにです。長文はスピードが大事ですので練習の時の参考にしてみて下さい。
3つのポイントをまとめてみよう
3つのポイントの復習として次の文を考えてみましょう。
Most of pepole in this town get up ealry to clean Midori park on Sundays.
こんな文が出て来たとします。
3つのコツを当てはめてみましょう。
スラッシュを引いて動詞に印を付けます。
Most/of pepole/in this town get up ealry/to clean Midori park/on Sundays.
のようになります。
getの前までが主語になります。それを考えながら前から後ろに直すと次のようになります。
大部分 人々の この町の (ここまでが主語なので)は、起きる 早く 緑公園を掃除するため 日曜日に
となります。
つまり、「この町の人々の大部分は、日曜日に緑公園を掃除するために早く起きます。」になります。
この読み方をマスターすれば、長文をかなり早く読めるようになるでしょう。
以上中学生英語長文の読み方のコツでした。
新潟市の個人契約家庭教師のsacaueでした。