自己管理の大切さ

今日は、成績の上がる子に共通している「自己管理」についてお話しします。

親御さんはお子さんの成績アップのためにお子さんの自己管理力を強めることを意識されると自分で成績を上げられる思考パターンが身につくと思います。
自己管理といってもざっくりし過ぎていますので、分野ごとに簡単に解説していきます。

学校の授業内容の自己管理

学校の授業に対して受け身になっていると、今そもそも何を学んでいるのかすら分からなくなります。
お子さんに「今日は数学はどこを勉強したの?」と聞いた時に、何も答えられず、「ええと〜、ちょっと待って、ノート見れば分かるから」という状態であれば要注意です。

意識改善法としては、「授業毎の終わりに1分学んだこと、理解したこと、理解できなかったことを頭の中でまとめてみる習慣をつける」ことです。

こうすることで記憶に定着するだけでなく、単元の並びを頭の中で本棚のように整理出来効果的です。

ワークの自己管理

学校ワークも重要な自己管理の対象です。
テスト前に慌ててやるものの、結局答えを移してしまい、真面目にやったページ数すら分からないのであれば決して成績は伸びません。

終わったページに印をつける、2回目取り組んだページには別の印をつける、もう一度といた方がよさそうな問題には問題の番号に赤で自分なりのチェックをつけておくなど、工夫してワークを自己管理しましょう。

学習スケジュールの自己管理

上の2つとも幾らか重なる点ですが、テストまでのスケジュールを逆算して予定を立て調整する習慣も重要です。

私がこれまで観察した経験上、これが出来ない生徒さんはテスト週間と呼ばれる部活動禁止の期間までほとんど勉強しません。

いわゆる一夜漬けまでいかなくとも、「ラスト一週漬け」のような状態です。

そうならないために、以下の点を自問して見てください。
・次のテストの日付を知っているか?
・テストの2週間前までにワークをどこまで終わらせておけば良いか?
・そのために今週何をしなければいけないか?

このように自己吟味すると、「今」何をしなければならないかが自ずと見えてくるはずです。

休日の時間の使い方についてはこちらの記事もご覧下さい。

最後に

いかがでしたでしょうか?
この記事で取り上げた点はいずれも、勉強を「やらされている」を脱するために、そして「自分にとって勉強は仕事と同じ」という意識を植え付けるのに効果的な方法です。

自分の生活習慣、勉強の習慣を自分でコントロール出来るようになれば、自然と成績に影響が出てくると思います。

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