英語リスニング対策

新潟市の個人家庭教師さかうえ先生です。新潟県公立高校入試では約30点分がリスニングに振り分けられています。今日は生徒さんから質問を受けることも多い、英語のリスニング対策について解説します。

「リスニングは何の準備も対策もできない」そうお感じの生徒さんも多いようです。

しかし、次の方法でリスニング力は格段にアップさせることができます。

少し根性が入りますが、実際に実施した生徒さんからは、「前よりも一つ一つの単語がはっきりと聞こえるようになった」「ゆっくり話しているように聞こえるようになった」など好評です。

準備するもの

主に受験生を対象に書きますが、


①受験系問題集や過去問のリスニング問題のCDと問題
②問題の英文原稿

リスニングが含まれている問題集の解答・解説のページには大抵問題文の英文朗読原稿が載せられています。これが大事な教材となりますので準備しておきましょう。

リスニング問題上達方法

では、実際の勉強法を解説します。

以下の手順を一つも飛ばさず着実に行ってみてください。

①まずは大問1の(1)だけ練習してみよう

ここでは問題もリスニング原稿も一切見ません。

CDで問題文をを聞きながら、聞こえた英語を追いかけるように発音してみます。

全文聞いてから発音するのではなく、聞きながら同時にまねして発音します。

これをシャドウイングとかシャドウリスニングと言います。

つまり、CDの音を少しの時間差で追いかけて発音するわけです。

最初は全くできないと思いますが、⑴の問題だけを数回繰り返し再生してやってみましょう。

②次に解答冊子のリスニング原稿を開き、英文を見ながらCDを再生して①と同じことをします

当たり前ですが、英文が見えているのでさっきよりも格段に追いかけやすくなりました!

③(1)の問題の雰囲気がつかめたと思ったら次の(2)の問題に進み同じことをします

④大問1の全問について①~③の手順が終わったらここで初めて問題を解いてみます。

今度はリスニング原稿を閉じて、CDの音と問題文のみで解いてみましょう。

いつものリスニングテストの時よりも音がはっきりと聞こえて単語と単語の区切りがよく分かると思います。

⑤次の大問についても①〜④の手順で同じようにやってみます。

少し手順が複雑ですが、

①耳で聞き②声を出し③単語を目で見る

言語のための体の機能をフル活用してリスリングを攻略して見てください。

おそらく1ヶ月〜2ヶ月あれば耳が慣れてきて、リスニング力に変化を感じられると思います。

是非挑戦してみてください。

よかったらシェアしてね!