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中学生英語

英語リスニング対策

2021/02/08

新潟県公立高校入試では約30点分がリスニングに振り分けられています。

今日は生徒さんから質問を受けることも多い、英語のリスニング対策について解説します。

「リスニングは何の準備も対策もできない」そうお感じの生徒さんも多いようです。
しかし、次の方法でリスニング力は格段にアップさせることができます。
少し根性が入りますが、実際に実施した生徒さんからは、「前よりも一つ一つの単語がはっきりと聞こえるようになった」「ゆっくり話しているように聞こえるようになった」など好評です。

準備するもの

主に受験生を対象に書きますが、
①リスニング問題のCD
新潟市内の受験生は「新研究」「整理と対策」などの受験用教材を学校から購入されたかと思います。
また、私のオススメは新潟県統一模試会が出している「学力判定問題集」です。
これらには、リスニング問題用のCDが付いていると思います。
②問題
実際に上の教材などからリスニング用の問題ページを準備しておきましょう。
③英文原稿
リスニングが含まれている問題集の解答・解説のページには大抵問題文の英文朗読原稿が載せられています。これが大事な教材となりますので準備しておきましょう。

リスニング問題上達方法

では、実際の勉強法を解説します。

以下の手順を一つも飛ばさず着実に行ってみてください。

①まずは大問1の(1)だけ練習してみましょう。ここでは問題もリスニング原稿も一切見ません。CDで問題文をを聞きながら、聞こえた英語を追いかけるように発音してみます。全文聞いてから発音するのではなく、聞きながら同時にまねして発音します。(これをシャドウイングとかシャドウリスニングと言います。)

つまり、CDの音を少しの時間差で追いかけて発音するわけです。

最初は全くできないと思いますが、⑴の問題だけを数回繰り返し再生してやってみましょう。

②次に解答冊子のリスニング原稿を開き、英文を見ながらCDを再生して①と同じことをします(問題はまだ開きません)。当たり前ですが、英文が見えているのでさっきよりも格段に追いかけやすくなりましたね。

③(1)の問題の雰囲気がつかめたと思ったら次の(2)の問題に進み同じことをします(問題はまだ解きません)

④大問1の全問について①~③の手順が終わったらここで初めて問題を解いてみます。今度はリスニング原稿を閉じて、CDの音と問題文のみで解いてみましょう。
いつものリスニングテストの時よりも音がはっきりと聞こえると思います。

⑤次の大問についても①〜④の手順で同じようにやってみます。

少し手順が複雑ですが、耳で聞き、声を出し、目で見、自分の言語のための体の機能をフル活用してリスリングを攻略して見てください。

おそらく数日の学習でもこの方法で、リスニング力に変化を感じられると思います。

是非挑戦してみてください。

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