次回の新潟県公立高校一般入試まであと-260日となりました。今回は新潟の公立高校入試の内申点を含む合計得点の計算方法を解説したいと思います。受験するのはお子さんですが、親御さんも是非しっかりとご理解頂くことでより強いタッグを組んで入試に臨めると思います。
まずは計算してみよう
まずは手順に従って自分の内申点と総合点を計算して
どれだけ受験に影響するか調べてみましょう。
その後の説明が大事なので必ず読んで下さいね。
①志望校選択
(注:傾斜配点の高校は除外しておりますのでご了承ください。)
⑤再読み込みされてから下に表示されます。
○あなたの1日目の点数
内申点は0/500点中
学力検査は0/500点中
合計点は0/1000点
です。
さて本題…新潟県高校入試の基礎知識を理解しよう
まず、現在新潟県の公立高校の入試は2日に分けて行われます。
- 1日目:学力検査
- 2日目:学校独自試験
この2つです。
それぞれ学校により大きく配分が異なりますので、2023年3月の試験を例に説明します。
高校ごとで違う比率って何?
1日目の計算方法が少し複雑です。
調査書と学力検査の比率が学校ごとに異なるからです。この数字は学習相談などで学校の先生と面談する際にも時々出てくる数字です。
例えば、
新潟高校、新潟南高校、江南高校、新潟中央高校など→3:7です。
新潟東高校、新潟工業高校、新潟向陽高校など→4:6です。
これはどういうことかというと…
3:7→内申点が300点・学力検査が700点
4:6→内申点が400点・学力検査が600点
という意味です。
新潟県の内申点の計算
内申点とは、通知表の5段階評価のことです。1年に1回点数が出されます。
5段階→5点満点と考え、9教科ですので
1年生45点満点・2年生45点満点・3年生45点満点の計135点満点になります。
これを
3:7の高校は300点満点に(×2.22する)
4:6の高校は400点満点に(×2.96する)
します。
同様に、学力検査も500点満点を700点満点(×1.4)、600点満点(×1.2)に換算し、合計1000点満点になります。
2日目はそのままプラスします。
2日目の独自検査は学校ごとに異なります。近年は独自検査を実施する高校は大幅に減りましたが、実施する学校を受験される場合は上の1000点満点にそのままプラスして下さい。
計算して分かること
計算は面倒!結局高得点取ればいいんでしょ?とはおっしゃらず、内申点にどうぞ注目して下さい。
比率が低めの学校でも300点分が受験前に決まっているんです。(例:江南高校1000点中300点が内申点)
つまり、受験前の時点で周りに差をつけることも出来、逆に差をつけられてしまう可能性もあるわけです。
もし、AさんとBさんが3:7の同じ高校を受験するとします。
Aさん→今までオール3
Bさん→今までオール4
だとすると…、受験前にAさんとBさんで60点の差がつきます。それを1日目の学力検査で挽回するには…AさんはBさんより+43点取らなければならなくなるんです。
テスト前の提出物なども内申点には大きく関わります。是非お子さんに徹底させて下さいね。
そして、3年生の11月のテストが終わったら内申点を後悔せず、本番で挽回するためにできることを考え、前向きに取り組んでください。勉強についてご相談があれば新潟市の個人家庭教師sacaueまで遠慮なくお問合せください。