ワークの取り組み方でテストの8割が決まる!

新潟市の個人契約家庭教師sacaueです。私は家庭教師を依頼された子の最初の指導で、私は必ずワークの取り組み方を拝見し、教えるようにしています。なぜかというと、ワークの取り組み方で定期テストの点数が8割決まってしまうからです。

点数が低く伸び悩んでいる子は必ずと言っていいほど間違ったやり方でワークに取り組んでいます。逆にいうとその改善で成績は大幅に上げることができるということです。

よくある間違いと解決法をお教えします。

「直し」と「答え写し」は全く違う

work
右の図をご覧ください。4人のワークの取り組み方が載せられています。この中で成績が上がるのは誰でしょうか?

実はDさんだけです。

他の人は何がいけないのでしょう?AさんBさんは論外ですよね。この2人は、ワークをやったことで満足して何が正しい答えなのかさえ分かりません。えっ?でもCさんは頑張ってるでしょ〜。と思った方。実はCさんが一番かわいそうな子なんです。

Cさんが一番かわいそう?

Cさんは一見、きちんと丸付け直しをしているように見えます。でも実はCさんがやってるのは「直し」ではなく、「答え写し」なんです。
Cさんは、自分が間違えたことは分かりました。正しい答えも分かりました。でも、なぜ間違えたのか?次間違えないためにはどうすればいいのかまで考えていないんです。Cさんは間違えたやり方の3人の中で一番時間をかけたのに、成績はA・Bさんと何も変わりません。これでは確かに一番かわいそうですね。
そして残念なことにCさんタイプの子は意外と多いんです。

正しいワークの取り組み方を身につけよう

是非Dさんのやり方を目指しましょう。
ワークを1時間するなら、そのうち20分は丸付けと「直し」に使うつもりでいましょう。上に書いたように「直し」とは、なぜ間違いなのか?間違えないためにどうすればいいか?まで理解することです。
意外にみなさんに評価されていないのが、ワークの解答冊子の中の「解説」です。そこにもかなり貴重な情報が沢山詰まっています。「解説」もしっかりと読み、「直し」を手助けしてもらいましょう。
そしてページごとにではなく、大問ごとにこまめに丸付け「直し」をしましょう。このほうが「丸付け直しをしよう!」としたけど、途中で「疲れたからやっぱり明日にしよう」→「結局解きっぱなしで終わり」を防ぐことが出来ます。
さらに、5ページいい加減な丸付け・「答え写し」をするより、1ページしっかり丸付け・「直し」をする方がずっと実力につながる、ということを忘れないようにしましょう。

教科書を見ながらやるのはOK?NG?

特に社会や理科のワークで、「分からないところは教科書見ながらやったんですけどいいですか?」と聞かれることがあります。これって成績アップにつながるんでしょうか?

NGではないけど…時間がもったいないよ…

特に理科社会の暗記部分を、教科書で調べるのはやっちゃダメではではありません。でもそれなら答えを見た方がずっと早いのでは…。教科書を調べると「頑張って勉強した感」は確かにあります。でもその時間を使って、1回目は答え写しで覚える→2回目は何も見ないでテストのつもりでやってみる、をやった方がずっと記憶に残ります。
実際、教科書を見て取り組んだ子に、覚えているかテストすると、大抵ほとんど覚えていません。教科書から答えを探す作業で力尽きてしまうんですね。
ですから社会理科の暗記でその部分のワークがほとんど分からない時は、思い切って答えを見て、時間を有効に使いましょう。そして絶対に「何も見ないでもう1回→丸付け→直し」を忘れないでくださいね。

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