中学英語に必要な3つの文法

新潟市の個人契約家庭教師sacaueです。
今日は中学英語で「これだけは押さえておくとよい3つの文法」をご紹介します。

なぜ3つだけでいいの?

この記事のタイトルを見た中学3年生の方は「えっ、3年間で習う文法はもっと沢山あるよ」と思われたことでしょう。
確かに、現在形、過去形、未来形、進行形、受け身、接続詞、疑問詞など3年間で習った文法は沢山思いつくでしょう。
でも考えてみてください。新しい文法が出てくるたびに、同じパターンを繰り返していることにお気づきでしょうか?それは肯定文→否定文→疑問文です。

この作り方のパターンは実は3種類しかありません。受験生の皆さんは先にこの4つさえ覚えてしまえば、他の細かいバリエーションは少し勉強するだけで簡単に身についていくでしょう。
その3つのパターンとは①be動詞 ②一般動詞 ③助動詞 です。これから一つずつ見ていきましょう。

be動詞

be動詞とはam,are,isの3つで、主な意味は「〜です」です。
英語の基本は主語(〜は、〜が)+動詞(〜する、〜です)です。

例えば、「あなたは生徒です」という文の肯定文、否定文、疑問文を考えてみましょう。
①肯定文「あなたは生徒です」

You are a student. →英語の基本の主語+動詞です。

②否定文「あなたは生徒ではありません」

You are not a student. →be動詞の後にnot がつきます。

③疑問文「あなたは生徒ですか?」
を考えましょう。

Are you a student? →最初にbe動詞がきます。

一般動詞

一般動詞とは、play(する、演奏する)、run(走る)、eat(食べる)、write(書く)などの動作を表す単語です。沢山〜あります。

「あなたはテニスをします」を例に考えましょう

①肯定文「あなたはテニスをします」

You pley tennis. →英語の基本の主語+動詞です。

②否定文「あなたはテニスをしません」

You do not play tennis. →動詞の前に do not がつきます。

③疑問文「あなたはテニスをしますか?」

Do you play tennis? →最初にDoがつきます。

このDoは形が変化しますが(Did→過去形、Does→三人称単数)基本は並び順です。

助動詞(現在完了の時はhave)

助動詞とはその名前の通り、動詞を助けます。つまり、動詞に意味を付け加えます。
例えば一番馴染みの深いものではcan(〜できる)、will(〜するでしょう)があります。

「あなたは英語を話せます」を例に考えてみましょう。
①肯定文「あなたは英語を話せます。」

You can speak English. →英語の基本の主語助動詞動詞の順番になります。

②否定文「あなたは英語を話せません。」

You can not speak English. →助動詞の後にnotがつきます。

③疑問文「あなたは英語を話せますか?」

Canyou speakEnglish? →最初に助動詞をもってきます。

中学で習う助動詞は少ないですが、同じパターンで文を作れます。(can、will、may、must、should等)
ただし、3年で習う現在完了は一部だけ異なり、

主語 + 助動詞(have)+ 動詞

ではなく、

主語 + 助動詞(have)+ 過去分詞

になることに注意してください。ですが並び替え方は全く同じです。

もちろん中学英語は1日にして成らず

以上大事な3つのパターンをお伝えしました。
もちろん受験のためには覚えなきゃいけない文法は他にもあります。
ですが、上のパターンを身につけてしまえばかなり楽なはずです。今まで家庭教師で教えた新潟市の生徒さんたちもこれをマスターすると何かが繋がったように成績が上がるのを実感しました。

受験生の皆さんの参考にして頂けたら幸いです。

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