中3生の模試の位置付け

新潟市の個人契約家庭教師sacaueです。

今日は、3年生になると学校で頻繁に行われる実力テスト(新潟市内でも学校によって、復習テスト、単元別テスト等呼び方は様々です)、また新潟県内で多くの方が受験しておられる新潟県統一模試の正しい受け止め方についてお話しします。

※新潟県統一模試については模試会のホームページをご覧ください。

実力テスト、模試は結果の重要度は50%

実力テストや模試が返却されると恐らく皆さんの第一声は「よっしゃ〜」か「うわーヤバッ」のどちらかだと思います。
もちろん、結果も重要ですがあくまでそれは50%です。というのも、当然のことですがあくまでそれは「本番」ではないからです。

では何を見ればいいのか?

テストを返却されて一番すべきなのは見直しです。
あれっ?意外に普通のことじゃん・・・
と思われたでしょうか?でもこれをしていない子がほとんどだと思います。

見直しはやみくもに「ここ合ってた!」「あ〜ここ間違えた」ではなく、原因を探る仕方で行いましょう。

優先順位1…出来たはずのところ

まず一番優先してすべき見直しは、「出来たはずなのに間違えていたところ」、
「分かっていたはずなのに間違えていたところ」です。

原因をしっかり突き止めましょう。漢字間違いでしょうか?計算ミスでしょうか?ピリオド忘れでしょうか?ミスだからしょうがないではなく、専用のノートに記録するなどして、2度と同じ間違いをしないようにしましょう。

ミスがなくなるだけで5教科合計が数十点上がることもあります。次回に向けてしっかり対策しましょう。

優先順位2…次回出来そうなところ

次に優先するのは「もう少しで出来そうなところ」です。
模範解答と自分の間違えた答案を見比べて、なんとなく記憶にあるんだけど間違えたというところもあると思います。そのような部分は、受験用教材を用いてしっかり復習しましょう。
新潟市内の生徒さんの多くは、学校から購入した、新研究・整理と対策・マイペースなどの教材を用いていることと思います。
それらを用い、「間違えたところの用語や解き方」ではなく「その範囲」を勉強、復習しましょう。
例えば、歴史の化政文化の重要人物の一人「十返舎一九」を間違えたとします。十返舎一九だけを覚えて終わりではなく、化政文化、元禄文化の特徴や作品、人物を全て復習するのです。

優先順位3…全範囲の得意苦手の見極め

最後に、自分の得意な分野、苦手な分野をはっきりさせましょう。
それは今後の勉強の予定を立てるのに役立ちます。

春や夏の時期であれば苦手克服に時間を注げます。

冬休みの期間は得意分野を確実なものにすることに全力を尽くします。

さて、こうしてみると実力テスト、模試には沢山の成績アップ材料が詰まっていますね。
結果に一喜一憂(←大事な四字熟語なので覚えておこう)するのではなく、”本番”を意識してこれらのテストを有効活用しましょう。

新潟市の個人家庭教師sacaueでした。

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